- 1 名前:案内人らしき人 ◆sOd6tK7i/6:2009/09/12 15:51:00 IP:122.218.244.42
- 願望のVですね、、、
ルール
・荒らしは無視してください
・一行レスは駄目です
・皆楽しくやってください
それでは、、、、、ご自由にお入りください、、、
- 204 名前:夜流:2009/09/17 18:15:00 IP:61.124.41.201
- ××みやびの願いと一夜の苦悩××
人は誰かを愛し、敬い、
ともに何かをはぐくむ。
ビュッ!
激しい蹴りが打ち込まれる。
今は空手に身を投じる。
余計なことを考えずに済むから。
汗がしたたり、
流れるような動きで、
足を、腕を、
繰り出す。
可憐な顔立ちは凛々しく引き締まり、
小柄な身体は弾丸のように、跳ぶ。
ー強くなる。
かれの、
一夜の剣さばきが思い浮かぶ。
ーわたしも強くなる!
彼を思い出すだけで、
心躍るように、
力が、
胸の中から沸いてくる。
ー強くなるんだ!!
バン!
弾けるような音。
確かなる手応え。
強く
正しく
美しく。
みやびはまた、
跳ぶ。
「一夜。この前の奴、て・・。」
「・・・・。」
整理された、
というよりモノが少ない部屋。
そのベッドの上で私服にきがえた少年がいた。
一夜だ。
一夜は眉をひそめた。
ユウキの考えが聞くに値するものでは無かったのではない。
認めたくないだけだ。
「可能性、だろ。」
「可能性、はあるんだな。」
「・・・。」
揚げ足を取るかのような相棒の言葉にまた黙る。
前の奴、というのは、
臨海学校で出逢ったあの少年だ。
キャラ持ちながら、
人のたまごを奪うあの男。
あのとき、
彼は呼び止めた。
しかし逃がしてしまった。
ーどうして・・・。
自分でも疑問に想う。
だが、同時にこたえもわかっていた。
彼なら、一夜なら、
相手の前に跳び、行く手を阻むことも出来た。
なのにしなかった。
おびえに似た抵抗が彼を放さなかった。
もし、
相手を問いつめ、
「あの2人の名前」が、でてしまったらー・・・。
自分の逃げ道はなくなる。
相手が強いから、などという理由じゃない。
「あの2人」に、
刀を向ける。
ーいや。
一夜は微苦笑した。
違う。
あざ笑った。
恥じ入るべき、自分を。
ーオレは、・・まだアイツ、を・・?
拳を向けるのをためらっているのは、
たった1人なのかもしれない。
たった。
たった。
「様子を見る。」
ユウキに対して投げやりに答え、
ベッドに身を投げ出した。
胸元に手を入れ、
チャリ・・。
ペンダントを取り出す。
小さな、白銀色の×の形のペンダント。
「・・・・・。」
机に眼をやる。
「・・・・いつに、」
「なったら・・・・。」
夕焼けに淡く染まる、
ユウキのたまごー、漆黒に紅蓮の炎が沸くたまごと
一緒に、並べられているのは。
「オレのたまご・・。」
1人の少女は胸弾む想いを抱き、
1人の少年は心苦しい思いを纏い、
同じ時を
同じ刹那を
過ごす。
527.40 KBytes
続きを読む
掲示板に戻る
前100
次100
全部 最新50
ハヤテBBS
中古ニンテンドーDS
中古PSP 無料セキュリティ 充電池比較サイト
LED電球 大学受験 政治・経済 男子校 セキュリティ
(C) read.cgi (Perl) ver4.1 http://www.toshinari.net/(06/12/10)